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早稲田大学対策・日本史あれこれ1

早稲田大学法学部

対策
センター利用はまだしも、基本は実質8倍以上の難関である。史料問題・テーマ問題も最難関に相応しい、手応えのある出題になっており、目指すにはセンターレベルで90%以上得点出来ないともちろん芽は無い。自分が「日本史を得意」として偏差値を70以上にしているのであれば、恐らく同等かそれ以上の全国規模での志願者が8人いると考えねばならない。出題傾向では文学部と逆に江戸時代以降が圧倒的であり、頻度的には江戸・明治が最も聞かれる。前近代では平安・鎌倉が比較的多く、法律の延源に関する出題(律令制度・御成敗式目・分国法)なども見られるのが特徴である。 「日本史2100」、「そのまま出る日本史史料一問一答」、「攻める近現代史」などを使った学習と、「詳説日本史研究」「史料日本史」などの一般書・ハードカバー本などで近世・近現代の社会・経済を含めた学習を必要とする。出題レベルの近現代・戦後史料や取り扱うテーマは教科書学習では全く不足である。標準的な問題集を3回クリアしたら、慶應の経済・法の問題も含めて学習を広げていくと良い。このレベルの受験には運の存在は皆無である。

早稲田大学文学部

対策
私立文学部の最高峰であり、小説家や文筆を志す大学生が多く受験するため、国語の学力では差がつかないと考えて良い。また英語・国語の配点からも日本史での一発逆転は不可能である。センター利用では4.7倍で狙い目だが、一般は8.7倍と厳しい状況は変わらず。まずは英語・偏差値65、国語・偏差値70といった状況から日本史で偏差値70を取っても合格するとは言い切れない。出題範囲は江戸・明治を中心に原始時代から古代に厳しい出題があり、戦後も出ないわけではないが少なく、他学部に比較して大正・昭和の出題が抑えられているため現役に有利な出題となっている。とにかく知識的には「概論日本史」や「詳説日本史研究」レベルで前近代の重要語句を流れの中に押さえ、「日本史用語集」で単語の5W1Hを把握、ノートに整理する。過去問ノートを作成し反復するという作業が必要になる。

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【DR.TEPO】
神奈川県在住の予備校講師。専門は日本中世史・宗教史。予備校で日本史を教えつつ,大学入試問題を解き,史学との接点を考えて本質的な受験指導と,歴史認識を平易に伝えたいと教授法を日々考察している。
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